フォト・ステッチ > お写真の選び方
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●お写真とデジカメ画像 |
■きれいにパソコンに取り込める順番
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・デジカメ画像
(解像度は200万画素以上が望ましい)
・または同等の高解像度のカメラ機能で撮った携帯電話のお写真 |
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写真屋さんで焼いた、通常のお写真 |
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光沢紙などの良質の紙に印刷された本、雑誌のお写真 |
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携帯電話の待ち受け画面 |
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ご自分のプリンターで印刷したお写真
※プリンターの性能にもよりますが、人間の目で見て綺麗でもパソコンに取り込むと印字画素が粗い場合が多く、色が原色系になってしまいます。 |
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紙質の悪い本、雑誌、週刊誌、新聞紙のお写真 |
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●お写真の画質 |
■画像は下記のような修正が行えます。
・赤目修正
・カラーバランス
・コントラストの調整
・明るさの調節
・暗い部分だけ明るくする
・ピンボケの修正 etc.
ただ、ピンボケの修正を行うと色が本来の色より粗くなり、コントラストがきつくなりますので、ピンボケのお写真はなるべくお止め下さい。
でも『どうしてもこの写真しかない!これで作りたい!』という場合もあると思います。
その場合はできる限りトライしてみますので、ご相談下さい
その他さまざまな補正・修正が行えますので、ここに載っていないの写真の状態についてはお問い合わせ下さい。 |
・赤目修正 |
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・カラーバランスの修正 |
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・明るさの調整 |
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・ピンボケの修正 |
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●構図について |
■一枚の絵として考えたときに構図のバランスが取れているかどうか?・・・をまず第一に考えて下さい。
何か月もかけて苦労して刺しゅうをして作る作品です。
最後まで楽しく作れる作品、飾って楽しむ場合は永く飾っても飽きの来ない構図を選びましょう。
■刺す対象物はアップのほうがよりリアルにできます。
もちろんできあがりサイズを大きくしたり、布目を細かくすれば図案はより細かく、よりリアルにできます。
しかし現実問題として実際に作成できるサイズには限度がありますよね。
その範囲内でよりお写真を忠実に図案に再現するには、できあがりサイズを大きくするのではなく、刺す対象範囲を狭める=アップにする方が現実的です。
特に対象が人間やペットなど、表情を出したい時はアップをおすすめします。
風景などでしたらこの限りでなく、お好きな全体図でも良いでしょう。
また、お写真自体がアップに撮れていなくても、トリミングをすることによりアップで撮ったのと同様にできますので、基本的にはお好きなお写真を選んでいただければ結構です。
■背景を削除する場合、残す部分と削除する部分の境目がはっきりしないと難しい。
例えば白いワンちゃんの背景がほとんど白い曇り空・・・なんて場合です。
また、背景の色ははっきりしていても、髪の毛の流れ、ペットの毛の流れなど、細い線だけ残して背景を削除するのも難しいです。
ただし、元の背景は削除しても、別の背景を合成する場合は問題ありません。
■いくつか候補があって迷っている場合は複数枚送って下さい。
なるべく3枚程度を目安にお願い致します。
お客さまが選択を迷われている理由と、当店が図案に向いているかどうかという視点で見る選択基準は違う場合があります。
お写真を送っていただければアドバイスさせて頂きます。 |
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・岡山県 T.Hさまの例 |
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○刺しゅう対象のペットはアップでカメラ視線で良い構図。
×背景がごちゃごちゃし過ぎ。これだけ細かいと綺麗に削除しにくいので、他の背景と合成したほうが良い。
刺しゅうするのにも服の柄が細かくて大変。 |
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×背景を削除すると状況のわからない絵になってしまう。しかしこの車を全部刺しゅうするは大変だし、あまり楽しくない。
○その根気があるならば刺しゅう対象のペットの表情はGood!
必要ならば左耳の欠けは書き足し可能範囲。
車の色ももう少し明るくしてペットとのコントラストをあわせたほうが良い。 |
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○背景がすっきりしていて、刺す対象が明確になっている。
この程度のピンボケは修正可能範囲。
×トリミングして対象範囲を狭める必要あり。背景は暗いので、全部削除して足元に影をつける程度のほうが良い。 |
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このお写真で図案を作成致しました♪ |
○カメラ目線にポーズもバッチリ、肖像画のような写真です♪
リードは削除可能。 背景は石畳なので残してトリミングしてもいいし、全部削除して他の写真と合成しても可
×服の柄は細かくて大変。 |
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○犬小屋との位置バランスが絵になっている。トリミング、又は一部背景削除したほうが作成するにはラク。
×肝心の刺しゅう対象のペット自身は全体図に比べて小さい。表情をリアルに出したいならばペットだけアップにすること。 |
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×背景を削除すると状況のわからない絵になってしまう。しかしこの背景を刺しゅうするは大変だし、楽しくなさそう!?
その場合、トリミングして対象範囲を狭めるか、背景を合成する必要あり。
○赤目は修正できるので問題なし。リードも削除可能。 |
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●色数について |
■通常150色程度になります。
フォト・ステッチはお写真から忠実に図案を起すので、どうしても市販のキットより色数が多くなります。
この色数には1目、2目しかステッチがない場合もございますが、これをなまじ似た色でまとめて色数を少なくしてしまうとできあがりのリアルさがなくなります。
当店では刺しゅう糸は1m単位でお安くキットにできますので、無理して色数を減らさないことをおすすめします。
色数を減らしたい場合はお写真にもよりますが、80〜100色程度でも十分お写真さながらな作品に仕上がります。
■全面刺しの場合、メインの対象物と背景とを別々に図案化し、背景だけ簡素化してできあがった図案を合成する手法がございます。
この場合は全体の色数は通常より少なくなりますが、メインの部分はしっかり細かく作成します。
作成するのに大変な作品は、図案全体に多くの色が散らばっている作品です。
これは刺す場所を探すだけでも大変ですので、この場合はオプションの色別図案のご購入をご検討下さい。
■必要な背景なら別ですが、刺す必要のない背景、汚い色の背景の場合は削除したほうが図案全体がきれいにできます。
これは不必要な背景にも全体色数のうち、数十色使ってしまい、肝心の刺したい部分の色数が減ってリアルにできなくなるからです。
もちろん背景がないとその分刺す量も減り、作成もラクになります。 |
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でも、あれこれ考えるより、 『これを刺したい!』と思っているお写真を選ぶのが一番です。
当店は、そういうお客さまをできる限り応援します! |
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